足のニオイにアルコール(パストリーゼ)は効くのか?

「靴」のニオイ対策

 

足が臭いのは雑菌のせいって聞いたことがあるけど・・・

 

じゃあ、アルコールで除菌・殺菌すれば足の臭いって消えるのかな?

たしかに臭いの元である雑菌を無くせば、足のニオイも消えそうな気がしますよね。

では、実際には効果があるのでしょうか?調べてみました。

果たして、アルコールに消臭効果はあるのか?

実際にアルコールを靴の内部や表面にかけてみました。

果たして、消臭効果はあったのか?

効果はあるかも、でも…

表題の通りです。しないよりはマシかな?という程度でした。

 

これは理屈を考えれば当たり前のことかもしれません。

アルコールは、あくまで雑菌を除去してくれる効果はあるのですが、イソ吉草酸をやっつけることはできません。

 

アルコールを靴にかけたらどうなるかというと、

雑菌を除去する➡イソ吉草酸が増えない➡時間がたつと少しずつ靴の中のイソ吉草酸が減っていく(アルコールのおかげではなく、空気中に逃げていく)➡靴のニオイが減ったように感じる

 

という流れになっているので、間接的に効果がないとは言い切れない・・・程度だと考えてよいでしょう。

※蛇足 イソ吉草酸とアルコール

アルコールはイソ吉草酸をやっつけることはできませんが、反応することができます。

少し専門的な話なので、この項目は飛ばしても大丈夫です。

 

アルコール(エタノール)とイソ吉草酸は、硫酸を触媒(化学反応を進行しやすくしてくれる物質)にすると、エステル化という化学反応をしてイソ吉草酸エチルになります。

 

実はこの「イソ吉草酸エチル」、りんごのような、甘~い香りがするんです。

いちごなどにも含まれる香り成分なんですよ。

そうか~、硫酸があれば靴のニオイもいい香りになるんだ~。

 

硫酸、買ってこようかなぁ。

なんて思った方、硫酸はとっても危険なので絶対やっちゃダメ!!です。

 

あくまでトリビアとして覚えていただければ・・・

アルコールが直接肌へ触れないように!

アルコールはあんまり効果がないって書いてしまいましたが、念のため注意事項をまとめておきます。

肌への負担に注意

靴にアルコールをかけたら、しっかり乾いてから履くようにしましょう。

 

量やアルコール濃度にもよりますが、直接肌に触れると皮脂がとれてしまいます

すると、肌がガサガサ荒れてしまい、この荒れたところに雑菌が入り込みやすくなってしまうという悪循環に。

 

当然、足に直接かけるのはNGですよ。

皮膚の常在菌のバランスが崩れると・・・

足の皮膚表面には雑菌以外にも体を守る菌などがたくさんいます。

これを常在菌といいます。

 

常在菌には外敵から身を守る善玉菌と、雑菌などの悪玉菌があり、それぞれ適正な数だけ存在することでバランスが保たれているんです。

 

アルコールを直接かけることで、常在菌がやられてしまうため、この適正なバランスが崩れてしまいます。

 

そうしたら、「黄色ブドウ球菌」というヤツが、今がチャンスと繁殖しまくってアンモニア臭の元となる物質を作り出します。

「ツーン」とした嫌なニオイの元です。

 

要するに、足に直接アルコールをかけてもニオイ問題は解決しない、ということです。

使うなら、除菌シートを

どうせ使うなら市販の除菌シートで問題ありません。

靴をシートでふき取る際に、ニオイ成分も一緒にふきとることができます。

 

もちろん一時的にしか効果はありませんが、靴にアルコールをかけるよりは効率が良いのでは?

靴や靴下にアルコールを使うときの注意点

靴や靴下の素材によっては、アルコールで色落ちする可能性があります。

 

なので、使う前に素材は確認しましょう。

まとめ

というわけでまとめます。

 

私の結論は「アルコールを靴にかけることは、ニオイの解決にはつながらない」です。

 

帰宅した後にアルコールをいっぱいかけておけば、翌朝にはニオイすっきり・・・

だったらいいなと思ったのですが、残念・・・

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