足が臭いのは、肝臓のせい?足が臭い病気ってあるの?

足がクサい理由

足がクサイ理由として、主に「足」「靴」「靴下」を挙げました。

ですが、体の不調や病気から足が臭くなる可能性もあります。ただ「足が臭いなぁ」で放っておくと、後で大変なことになるかもしれません。

肝臓は元気ですか?

あなたの肝臓は健康ですか?お酒をよく飲むという方は、きちんと休肝日をとっていますか?

実は、肝臓が正常に働かないと、足が臭くなるんです。

肝臓と足のニオイとの関係

体に取り込まれたタンパク質を分解する際に、アンモニアが発生します。このアンモニアは有害ですが、肝臓の「オルニチン回路」というところでオルニチンと反応し、無害な尿素に変わります。

ところが肝臓がうまく機能しないと、このアンモニアの分解が完了しないまま、血流にのってアンモニアが体中を巡ってしまいます。そして汗として体の外に出る際にツーンとした嫌なニオイになってしまうのです。

肝臓が正常に働かなくなる理由

では、どうして肝臓が正常に働かなくなるんでしょうか?

暴飲暴食

暴飲暴食を続けると、肝臓が疲れてしまい、肝機能が落ちてしまいます。

よくお酒を飲む方は「休肝日」といってお酒を控える日を設けたりしますが、普段の食事も肝臓に負担はかかっています。

食事は腹八分目を心がけましょう。

アルコール

暴飲暴食にも関係ありますが、アルコールは確実に肝臓への負担が大きいです。

よくお酒を飲んだ後に足がツーンとニオうのは、アルコールで肝機能が低下して、アンモニアが分解しきれないからです。

無理な糖質制限

糖質制限をすると、人体の重要なエネルギーである糖分が不足します。これを補うため、肝臓では中性脂肪をケトン体に変えることでエネルギーを作り出そうとします。通常の流れではありませんから、肝臓にとっては大きな負担です。

他にも無理な糖質制限は、体への負担やリバウンドの危険が報告されているのでオススメできません。

肝臓の機能を復活させる方法

普段の生活を見直して、肝臓に負担をかけてしまっていたなあ、と心当たりがあれば、次のことに気をつけて過ごしてみてください。

お酒を飲まない人も「休肝日」を設ける

お酒をよく飲む方だけでなく、お酒を飲まない人も、普段の食事内容によっては「休肝日」を設けるべきです。

もちろん、暴飲暴食で衰えた肝臓を回復させるために断食する、というのは現実的ではありません。

オススメは和食です。日本人が無理なく消化出来るメニューばかりですし、栄養バランスにも優れています。

毎日は無理でも、例えば週に一度は「和食の日」を設けるというのはいかがでしょうか。

オルニチンを積極的にとる

肝臓のオルニチン回路を強くするために、オルニチンをしっかりとるという方法もあります。

オルニチンを多く含むことで有名なのが「シジミ」です。毎日シジミの味噌汁を飲むだけでも肝臓のケアに役立ちます。

お酒の〆にシジミの味噌汁を出すお店がありますよね。あれは肝臓のケアという観点から、非常に理にかなっています。

シジミを毎日とるのはちょっと・・・という方は、サプリを利用するのも手です。

たとえば、こんな↓感じのサプリがあります。


足がクサくなる可能性のある病気があります

病気の種類によって、足が臭くなることがあります。

多汗症

多汗症の方は、どうしても足が高温多湿状態になりやすくなります。

汗そのものがクサいわけではありませんが、できるだけこまめに汗を拭き取り、足を乾燥させるようにしましょう。

水虫

水虫の原因菌を「白癬菌(はくせんきん)」といいます。カビの一種です。白癬菌に感染すると皮膚の抵抗力が落ちてしまい、その状態の足に雑菌が入り込んでクサくなります。

「趾間糜爛(しかんびらん)性水虫」に注意

特に、「趾間糜爛(しかんびらん)性水虫」には要注意です。足の指の間の皮膚が白くふやけ、かゆくなるタイプの水虫です。

よくあるタイプの水虫なのですが、これに感染すると足がニオイやすい傾向にあります。

水虫と気づかない場合も・・・

趾間糜爛性水虫ならかゆみや見た目の変化から、水虫になったとわかりやすいのですが、水虫の種類によっては、かゆみや痛みがない場合もあります。ですから、水虫に感染したことを気づかないまま周りの方へ感染させて被害が広がる、という危険があります。

「何か爪の色がいつもと違う気がする」とか「かかとがザラザラしてきたな、皮がむけるなぁ」等、何となくでも違和感を覚えたら皮膚科または薬局に相談するのが1番です。

足がクサくなる条件と、水虫になる条件はよく似ている

足が臭くなる条件と、水虫になる条件は良く似ているんです。

つまり、足がクサい人が水虫にかかることで雑菌が繁殖しやすくなって、さらに足がクサくなるという悪循環になります。

一般的に、水虫菌は12時間程度で角質に定着するので、それまでに足を洗い流せれば大丈夫です。

でも仕事などで12時間ごとに洗うのは厳しい、という方はできるだけこまめに足の汚れを拭き取って、靴下を履き替えるようにしましょう。

糖尿病

こんなタイトルですが、「糖尿病=足がクサい」というわけではありません。

糖尿病になると、体の抵抗力が下がり水虫を含む様々な菌に感染しやすくなります。

しかも糖尿病が進行すると、感覚が鈍くなりやすいので、水虫になっても自覚症状がない場合があります。

イソ吉草酸血症

これは非常に珍しい病気ですが、ざっくり言うと「全身からイソ吉草酸のニオイがする」という病気です。

イソ吉草酸を分解する酵素の働きが弱く、体の中にイソ吉草酸が蓄積されてしまうのです。

難病指定されており、日本ではおよそ50万人に1人の割合で発症するといわれています。ただ体臭が臭くなるだけでなく、激しい嘔吐や意識障害が起きるなどの症状もあります。

イソ吉草酸血症は遺伝する

この病気は遺伝します。

両親からそれぞれ変異のある(対象となる酵素が少ない)遺伝子を受け継ぐことで発症します。子供の遺伝子は父母の両方から1つずつ受け継ぐので、両親がともに変異のある遺伝子を持っている場合、1/4の確率で子供が発症する可能性があります。

まとめ

足が臭いからと、足元ばかり気にしていたら、実は生活習慣の乱れのサインだった・・・これを機会に、日々の生活を見直してみるのもいいですね。

あと繰り返しになりますが、ここで挙げた病気にかかったからといって、必ず足がクサくなるわけではありません。

正しいケアを続けることで、ニオイを防ぐことは十分可能です。

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